韓国のユン氏と日本の岸田氏は11月17日のテクノロジーラウンドテーブルに出席

［ソウル（ロイター）］韓国の尹錫悦（ユン・ソクヨル）大統領は、11月17日にスタンフォード大学で日本の岸田文雄首相との技術協力に関する円卓会議に出席する予定であると大統領官邸が金曜日に発表した。

尹氏の事務所は声明で、両首脳は来週サンフランシスコで開催されるアジア太平洋経済協力会議（APEC）加盟国首脳会議に出席するため米国を訪問中に、このイベントに出席すると発表した。

両首脳は米国との３カ国協力に加え、両国間の技術協力についても協議するとみられる。

日本の共同通信は今週、岸田氏が半導体や戦略的鉱物の調達、人工知能技術の開発における協力の重要性を強調する見通しだと報じた。

尹氏は2022年5月の就任以来、日本との関係修復と、北朝鮮が兵器計画を強化し、公然と韓国を脅かす中、米国との3カ国安全保障協力を回復することを優先事項としてきた。

今年、尹氏は日本を訪問し、日本政府が主要ハイテク素材に対する4年間にわたる輸出規制を解除する中、岸田氏との首脳会談で長年の敵対関係を一変させることを約束した。

国内で物議を醸す動きの中で、尹氏は隣国両国の緊密な関係の妨げとなっている紛争に終止符を打とうと、1941年から1945年にかけて日本占領下で強制労働させられた韓国人被害者に補償する計画を進めた。

尹氏と岸田氏は8月にジョー・バイデン米大統領と会談し、北朝鮮の脅威や中国の影響力拡大に対抗することを目的とした軍事・経済協力を深め、同盟を回復することを約束した。

その後、３カ国は共同軍事演習を実施し、北朝鮮のミサイル発射に関する早期警戒データを交換することで合意した。

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