[東京 8月10日 ロイター] – 米国の消費者物価インフレ統計を前に好調な企業収益が懸念に直面したため、日本の日経平均株価は木曜日に方針を転換し、上昇した。
日経平均株価は、ウォール街で0.58%安の追跡損失で始まった後、0154GMTまでに0.15%上昇し、3万2240.11となった。 より広範なトピックスは0.27%上昇し2,288.83となった。
岩井コスモ証券投資調査部部長の有沢祥一氏は「好決算を発表した銘柄が相場を支えた。第1・四半期の企業決算は全体的に非常に好調だった」と述べた。
米連邦準備理事会(FRB)の金利決定に影響を与える可能性がある米消費者物価指数(CPI)インフレ報告を前日に控えた水曜日、米国株は小幅安となった。
有沢氏は「米国のインフレ統計は、日米の長期債利回りが不安定な時期に発表されることになり、投資家を不安にさせている」と述べた。
金曜日は祝日のため日本市場はお休みです。
個別銘柄では、北米市場での販売増加と円安が追い風となり、四半期利益が78%増加したことを受けてホンダが5.1%上昇した。
石油・ガス探査会社である国際石油開発帝石が通年の純利益予想を7%引き上げ、企業価値と株主還元を高めるための措置を発表したことを受け、国際石油開発帝石は15%上昇した。
ソニーグループが映画部門と金融部門の業績不振で4─6月期に31%の営業利益減少を記録したことを受け、エンターテインメント部門は5.31%下落した。 (取材:藤田純子、編集:サブランシュ・サフ)
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